此処は浜松市天竜区春野町の勝坂神楽の里(かっさかかぐらのさと)。
勝坂神楽の里は景観形成に配慮しながら地域資源を有効活用し、
住民参加により建設された地域づくりのモデル地区。
この景観美しいモデル地区に廃校があるという情報を聞き
梅雨の晴れ間を狙っての訪問です。
この町へ行くには車のすれ違いが困難な山道を走らなければなりません。
此処だけの話では無く 廃校へ向かう道は 何処も狭い道が多く
酷道を通る時には いつもヒヤヒヤしています。
途中、こんな山中にモデル地域があるのだろうかと不安になりましたが、
狭い山道を走り続けると清流流れる山村集落が見えて来ました。
清流気田川(けたがわ)に架かる鮮やかな赤色の勝坂橋と
獅子舞の巨大モニュメントが鎮座する里の中央に到着です。

これは、日本一の瓦製の獅子舞との事。
高さ約2m、長さ約3m、とても大きな獅子舞。
2匹の獅子舞の真下に立つと、フレームに収まらず。
数歩離れて微調整をして、何とかフレームに収めることが出来ました。

記念すべき第一回目の記事ですし
もう少し、勿体ぶった演出をしたかったのですが既に写真の奥の方に
目的の廃校が見えていますね。
旧勝坂小学校は町の中心を走る県道389号線からも見える場所にあります。
逸る気持を抑え、まずは神楽茶屋で昼食を取る事にしました。
こんな優雅な気分の旅は久々です。
此処の神楽茶屋では、手打ちそばを主とし、地元でとれる山菜、山野草の天麩羅等を頂く事が出来るんですよ。
そして、お世辞抜きに凄く美味しい!
お昼の後、外に出て目に入ったのは、神楽茶屋の前に建てられている道標。

この付近には紅葉スポットの明神峡という渓谷があります。
この辺りは、新緑の季節は勿論、紅葉の時期に訪れてみるのも良さそうですね。
さてさて、早速廃校へ向かって歩き始めます。
遠くに見えているあの廃校へ行くには、神楽茶屋の前に架かる勝坂橋を渡ります。

大きな吊り橋の途中で、後ろを振り返ってみました。
3
2
1
ドォーンッ♪

(あ。意外と地味かも・・・ボソ
右側の建物が神楽茶屋になります。
そして、二匹の獅子舞が此方を睨んでいますね(笑)
吊り橋を渡った所には、この看板があります。
左側に廃校が見えますが「勝坂神楽伝承館」と書いてある矢印が示す方向
右側に進みます。

右側の御茶畑に囲まれた道はこんな感じ。
突当たりが石垣になっていますが、あの坂を登ります。

此の狭い道を道なりに進むと・・・

校門前に辿り着きます。
校庭の大きさに対して、随分と控えめな門柱に狭い階段。
生徒が大勢いた時代には この狭い門柱を競う様に駆け抜けてったり
両サイドの石段から 思いっきりジャンプして下校する子達が居たのでしょうね。

石段を登りながら、左手を見ると 時代を感じる閉校記念碑があります。

次回は、一気に廃校に近付いてみましょう♪
つづく
にほんブログ村
trackbackURL:http://haikounostalgia.blog.fc2.com/tb.php/2-9406f21e